カウサー・ブイヤン

元欧州委員会外交官。16年間、ウォール街のプロフェッショナルとして、アクセンチュア、ブルームバーグ、欧州委員会、そしてシュタインアンドパートナーズで勤務。フランクフルト、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨーク、ブリュッセル、イスラマバード、そしてダッカで、変革管理コンサルティング、国際金融市場、経済協力、持続可能性アドバイザリー業務の分野における専門的な知識を習得。

現在バングラデシュで、外交使節団、国際機関、資金援助を受けたプログラムや持続可能性に関心のある企業、ジョイントベンチャー、非上場企業に向けて、企業の社会的責任(CSR)や労働安全衛生(OHS)を含むSEE(社会的、倫理的、環境的)コンセプトを基に、アドバイザリー・変革管理サービスを提供。

欧州委員会外交官として就任中は、2カ国間や地域間での欧州委員会の経済協力資産運用の管理と実施、欧州—パキスタン間の深刻な問題とSAARC(南アジア地域協力連合)経済、貿易と投資協力について欧州委員会の代表部へのインプットとアシスタント、EU加盟国、国際連合、寄贈者、政府当局、市民社会、民間セクター、そしてその他経済協力に関連する国際機関との連絡、協議、コーディネートに従事。

欧州委員会の外交官に任命される以前の経歴は、ニューヨーク・ウォール街のブルームバーグL.P.で、企業の財務最高責任者、アメリカの経済誌Fortuneの企業番付上位500に入る企業の財務役員、トレーダー、ポートフォリオマネージャー、その他金融のプロフェッショナルに、複雑な金融とビジネスの決断を正しく下せる様、金融商品、経済、市場データ、価格決定、ニュース、調査報告等の分析の直接的なサポートに従事。IMF(国際通貨機関)や世界銀行などの国際機関、行政機関、官庁、中央銀行、機関投資家、金融機関等を顧客としていた。

ブルームバーグでの輝かしいキャリアを築く前は、アンダーソンコンサルティング(現アクセンチュア)のアメリカ本社で、オーストリア、ドイツ、スイスの顧客に対し法制度に関するサポートの変革管理コンサルティングの職務に従事。

ドイツ・フィリップ大学マールブルク経済学修士号取得。ベンガル語、英語、ドイツ語に堪能なドイツ人で、ドイツ人弁護士と結婚し、二人の子供がいる。